
確定申告をするには、簿記3級程度の知識が必要と言われています。(実際には、基本的なことだけ理解していれば簿記の知識がなくても大丈夫です!)
簿記試験は今まで手書きで紙に回答を記入する方式でしたが、これに加え、2020年12月からネット試験が開始されることになりました。
目次
簿記試験とは
簿記試験とは、民間資格である日商簿記検定試験1~3級の検定試験です。
簿記とは、企業の経営状態を記録・計算して経営状態と財政状態を明らかにする方法です。事業を行っている場合、日々の取引を記録するために簿記は必要な知識です。
簿記3級以上を取得していると企業の事務職への就職が有利になったり、自分で問題無く確定申告を行うことが出来るようになります。
難易度・学習期間
簿記試験の合格率は以下のようになっています。(引用:LEC東京リーガルマインド)
級 合格率 標準学習期間 3級 43.1% 約90時間
(1.5~2.5ヶ月間)2級 27.1% 約250時間
(3~6ヶ月間)1級 9.8% 約550時間
(6ヶ月以上)※2019年11月実施試験
3級は独学でも突破できる試験です。2級以上になると難易度がぐっと上がります。
試験日程
毎年6月、11月、2月の年3回、全国の会場で試験が実施されます。
簿記ネット試験とは
新型コロナウィルスの影響を受け、2020年6月施行の第155回検定が中止になりました。
今後は感染防止に努めながらこれまで通りに試験が実施される予定ですが、新型コロナウィルスの終息が見えない中でも受験機会を確保するために、ネット試験が実施されることになりました。
ネット試験の対象は簿記2級・3級のみで、簿記1級はネット試験の対象外です。
難易度・学習期間
難易度・学習期間は変わりません。出題範囲は変わりませんが、出題形式が少し変わります。
回答時間が短縮
試験の回答時間が3級は60分(記述試験は120分)、2級は90分(記述試験は120分)に短縮されます。
試験会場
試験は全国各地のテストセンターで実施されます。
試験日程
いつでも自分の受けたい日時を指定して、1年中受験することが出来るようになります。また、合否判定もその場ですぐに分かります。
私も簿記3級の勉強を始めました
私は、確定申告をするようになって「ついでに簿記の資格も取ろう!」と思いました。
でもあっという間に挫折しました。

ブログを読み返してみると、最初に「簿記の勉強をしよう!」と思ってから2年も経過しています。一体この2年間、私は何をやっていたんでしょうね?

以前(2年前・・)に購入した「簿記の教科書」にプラスして、最近「簿記の問題集」を購入しました。
私は「簿記の教科書」を読んでいるとあっという間に眠気に襲われて、2ページ読むのがやっとです。なので、問題集を解きながら分からないところを教科書で調べる方法に変えて勉強し始めました。
この勉強方法の方が、眠気に襲われなくて私には良さそうです。
意外と難しい!簿記3級
簿記3級は、意外と難しいです。(失礼なことに、もっと簡単な試験かと思っていました)
1問解くのに時間がかかるし、暗記で解けるというタイプの試験ではありません。丁寧に順を追って解かないと、合計金額がぐちゃぐちゃになります。
私は今のところ、2月の試験を目指してゆっくりペースで勉強しています。
でももし間に合わなかったり、逆に早く進んでもう大丈夫!となったら、ネット試験を自分のタイミングで受けてみようかなと考えています。
商工会議所のホームページをチェックしよう
簿記のネット試験は、まだどんな問題が出題されるのかよく分かりません。今後、商工会議所のホームページにサンプル問題が掲載される予定なので、ネット試験を考えている人は受験前にチェックしてみましょう!
試験日程が自由になることや試験の時間が短縮されることは、面倒くさがりの私にとっては嬉しい変化です。
今度は三日坊主にならないように、頑張ってみたいと思います。