
政府と企業の癒着など、疑惑の渦中にある持続化給付金。それでも個人事業主にはとても有り難い給付金です。
持続化給付金の申請に必要な書類と、申請方法について調べました。
※2021/3/4追記:持続化給付金の申請受付は、2021年2月15日で終了しました。
持続化給付金の申請条件
持続化給付金の給付対象など、制度についての詳細は以下にまとめています。↓

昨年同月比で50%以上減収した月がある個人事業主・中小企業は、持続化給付金を申請することができます。
申請はオンラインのみで、郵送での申請は出来ません。
持続化給付金の申請に必要な書類(個人事業主)
まず、持続化給付金を申請するために必要な書類を揃えましょう。私は個人事業主なので、個人事業主の申請について調べました。
持続化給付金に関する公式ページはこちらです。→【経済産業省】持続化給付金ホームページ(終了)
持続化給付金の申請に必要な書類は、以下の4つです。
■2019年分の確定申告書
※青色申告の場合は、(注)収受日付印が押された確定申告書第一表(1枚)・所得税青色申告決算書(2枚)
(注)e-Taxで申請した場合は、収受日付印の代わりに受信通知(1枚)が必要
※白色申告の場合は、収受日付印が押された確定申告書第一表(1枚)
■2020年分の対象となる月の売り上げ台帳等
■通帳の写し
■本人確認書類の写し
普通に確定申告をしている人なら、問題無く用意できる書類です。書類を提出する形式は、画像データ(jpg,png形式)またはPDFファイルです。
手元にある確定申告書の控えや本人確認書類を写真で撮影して、jpgまたはpng形式でパソコンに保存しておけばOKです。
対象月の売り上げ台帳とは
ちょっと気になるのが対象月の売り上げ台帳ですね。
「売り上げ台帳」とは、「総勘定元帳」のことです。会計ソフトを使って入れば、簡単に出力できます。
私が使っている会計ソフト「マネーフォワードクラウド確定申告」には、持続化給付金の申請ページがあります。
持続化給付金の申請ページに「対象月の売り上げ台帳を出力」というボタンが表示されているので、これをクリックすると対象月の総勘定元帳が表示されます。(※持続化給付金の対象となる月がなければ、表示されません。)
表示された総勘定元帳をダウンロードして提出することが出来ます。
「マネーフォワードクラウド確定申告」では現在、無料で持続化給付金の給付額を予測することが出来ます。
会計ソフトを使っていない場合には、Excelに自分で入力した売上高や、手書きの売上帳のコピーでも構いません。その月の売り上げが分かればOKのようです。
持続化給付金の申請方法
書類がそろったら、持続化給付金を申請しましょう。
申請時に求められる入力項目
持続化給付金を申請する際に、以下の項目の入力を求められるので、予めチェックしておきましょう。
■年間事業収入
■売り上げ減少の対象月
■対象月の月間事業収入
■売り上げ減少の対象月の前年度売り上げ額
申請する
準備が出来たら、【経済産業省】持続化給付金ホームページ(終了)を開いて、手順に従って申請しましょう。
以下(↓)の画面が表示されるので、「申請の流れ」を確認して「申請する」ボタンを押します。
あとは画面表示に従って進めて行けばOKです。
申請ページは分かりやすくて簡単!
私も申請してみましたが、申請ページはとても分かりやすくてスムーズに申請することが出来ました。
事前に提出書類を準備しておけば、特に迷うこともなく5分くらいで申請できます。
(通帳やマイナンバーカードを写真に撮るのがちょっと面倒くさかったですが。)
そして申請してから1週間後、ちゃんと銀行に持続化給付金が振り込まれていました。
「申請したのにいつまで経っても振り込まれない・・」というニュースを見ましたが、私の場合はきちんとすぐに振り込まれましたよ。
有り難いです。
持続化給付金を申請しよう
新型コロナウィルスの影響で収入が減ってしまった個人事業主は、持続化給付金をありがたく申請しましょう!