
消費税が8%になり、続いて10%になり・・と増税が続いたこの数年。一部の商品は8%のまま据え置く、軽減税率なんていう制度も登場しました。
商品の消費税の表示については、2021年3月末までは特例措置として、分かりやすく明記されていれば「税抜き表示」でも「税込み表示」でも良いとされていました。
それが2021年4月からは、総額表示(税込み価格での表示)が義務化されます。
総額表示の義務化とは
総額表示の義務化とは、商品を販売する事業者が、値札やチラシに価格を表示するときに消費税額を含めた総額を表示することを義務づけるものです。
※詳しくは、こちら→【国税庁】総額表示の義務付け
総額表示を義務化する目的は「消費者にとって分かりやすい価格表示にすること」です。
総額表示になると、買い物をするときに頭の中で計算しなくても良いので分かりやすくて便利です。ただ「買い物をする度に10%もの税金を取られている」という事実を忘れてしまいそうな気がします。
総額表示の対応は面倒くさい
私はアフィリエイトサイトを運営しています。私の作ったサイト上には、自分が食べた美味しいお菓子を紹介しているページなどがあります。
今までは何も考えずにお菓子の価格を「税抜き価格」で掲載していましたが、これを「税込み価格」に修正しなくてはなりません。調べてみたら結構たくさんのページがあったので、たくさん修正しなくてはなりません。
こんな小さなサイト作りをしている私ですら面倒くさいのだから、商店経営者や大きな企業は大変だろうなあ、と思います。
「面倒くさいなあ」と文句を言いながら、弱小個人事業主の私も、きちんと総額表示に対応しようと思います。
消費税って高すぎるなあ・・と改めて実感
私は数日前から少しずつ、自分のサイトを総額表示に変更しています。
表示を変更しながら感じるのが「消費税って高すぎるなあ」ということ。
1万円の商品を購入したら、1,000円も消費税を支払わなくてはなりません。
高いなあ・・消費税10%って高すぎるなあ・・
と思いながら、総額表示に対応しています。