2022年2月から、運転免許更新の講習が一部地域でオンライン受講出来るようになりました。受講出来るのは、ゴールド免許を持つ優良運転者です。
私も優良運転者で、今年は免許更新時期です。そこでオンライン受講をやってみました!
免許更新のオンライン講習とは
運転免許証を更新するためには、会場に出向いて講習を受ける必要があります。
この講習がゴールド免許を持つ優良運転者に限り、自宅でオンライン受講できるようになりました。
ただし現在はまだ試行期間で、北海道、京都府、千葉県、山口県の4道府県でのみ実施されています。
私は北海道在住です。ちょうど運転免許更新のお知らせが来たのでオンライン講習を試してみることにしました。
必要なもの
免許更新のオンライン講習を受講するためには、以下のものが必要です。
パソコンで受講する場合
■マイナンバーカード
■ICカードリードライタ
■Webカメラ
また、受講前にマイナポータルの利用者登録・マイナポータルアプリのインストールが必要です。
※マイナポータル利用の手順はこちら→【マイナポータル】利用者登録の手順のご案内
私はe-Taxを使って確定申告をしているので、ICカードリードライタなど必要なものが揃っています。
3年~5年に一度の免許更新のためにわざわざICカードリードライタを購入する気にはなれなかったと思いますが、持っているので使ってみることにしました。
免許更新のオンライン講習を受けてみた
さっそく、マイナポータルの利用者登録をして、北海道警察のオンライン講習モデル事業を参考にオンライン講習を受けてみました。
所要時間は30分間
オンライン講習の所要時間は30分間です。会場での講習と同じような内容のビデオを視聴します。
会場で受ける講習では、教官の親父ギャグがちょっと楽しみな私ですが、オンライン講習はとても真面目なビデオでした。
途中、眠くなってくる頃に簡単なクイズ問題と、写真撮影があります。写真撮影は本人確認をするためのもので、免許証の写真に使われたりはしません。
クイズと写真撮影は全部で3回です。眠気が覚めるのでちょうど良かったです。
ビデオが終了したら、アンケートに答えて終了です。
免許証番号で本人確認が出来るようなので、修了証の印刷などは必要ありませんでした。
後日、会場へ
オンライン講習を受講しても、視力検査や免許証用の写真撮影が必要なので、会場には行かなくてはいけません。
と私は疑問を感じながら、会場へ向かいました。
講習の時間を気にしなくて良いから楽!
いつもなら、講習の受講時間を気にしてちょうど良い時間に着くように会場に向かいます。でも今回は事前にオンライン講習を受けているので、時間を気にせず会場に向かうことが出来ました。
これはとても楽です。
「何時に行っても大丈夫」なので、かなり気が楽になりました。
5分で免許証が出来た!
更新料を支払い、視力検査、写真撮影が終わると「後ろの椅子に座って待っててくださいね。」と係の人に言われました。
いつもなら30分間の講習を受けている間に免許証が作成されるので、「オンライン講習を受けても、結局、免許証が出来上がるまで30分間待たなくちゃいけないのかな?」と私は思っていました。
ところが!その後5分くらいで名前を呼ばれ、免許証を渡されました。
空いている時間(14時頃)だったせいもあるかも知れませんが、とても早かったです。
オンライン講習は早くて楽だった!
モデル事業の免許証オンライン講習は、思っていた以上にとても便利でした。
講習の時間を気にせずに会場に行けることが気楽で良いし、待たずにすぐ免許証をもらうことが出来ます。
優良運転者の更新は5年に一度なので、「5年に一度のためにICカードリードライタを購入するのはどうかなあ?」と思いますが、手元に必要なものが揃っているなら利用してみると良いと思います。
とても便利でした!
私の疑問
ところで、ちょっと疑問に思ったこと。
運転免許証更新のオンライン講習では、免許証番号の入力を求められました。そして免許証更新の会場では、免許証番号と顔写真で本人確認をしていました。
これって、マイナンバーカード必要ないんじゃ?と思いました。だってマイナンバーなんて無くても免許証番号で本人確認が出来てますよね。
マイナンバーカードを持っていなくても、免許証番号を使ってオンライン講習を受けれるように出来ないんでしょうかね?