管政権のもとで、デジタル化を進めるためにハンコの押印廃止が進められています。これに伴い、確定申告書のハンコの押印も不要になるようです。
もともと意味が無い、確定申告書のハンコ
確定申告書で、ハンコの押印が必要な箇所は2ヶ所です。
確定申告書Bと、決算書にそれぞれ1ヶ所ずつ押印欄があります。
ハンコは実印(役所に届け出ているハンコ)である必要はなく、申告者の姓名が含まれているハンコであれば良いことになっています。
実印でなくても良いということは、100均で買ってきたハンコでも良いということ。本人を証明するわけではない、形式的なハンコです。
もともと、あまり押印の意味はなかったようです。
e-Taxでますます不要に
私は昨年分の確定申告から、e-Taxを使って提出しています。
今年分の確定申告からはe-Taxを使って提出すると青色申告特別控除額が多くなるので「今年からはe-Tax!」という人も多いのではないでしょうか。
e-Taxでの提出ならもちろん、ハンコの押印は出来ないので不要です。
これからe-Taxを利用する人が増えてくると、確定申告書へのハンコの押印が不要になるのは当然のことだと思います。
郵送や直接税務署に提出している人にとっても、ハンコの押印欄が無くなると「うっかり押し忘れた!」「税務署にハンコ持ってくるの忘れた!」ということが無くなるので良いことですよね。
学校でもハンコが廃止される動き
ハンコの廃止の動きはあちこちに広がっていて、子供達が学校から持ち帰ってくるプリント類への保護者のハンコも廃止していく予定だそうです。
そんなにハンコを廃止して、ハンコ業社は大丈夫なのかな?と心配になってきます。
それと私は、シャチハタのハンコをペタッと押す感覚が大好きです。あの感覚、やみつきになりませんか?
子供の頃は、遊び用にシャチハタのハンコを買ってもらって、あちこちにペタペタ押して遊んでいました。
学校からのお便りには、シャチハタでペタッとハンコを押すのが決まりのようになっていたので、それが無くなるとちょっと寂しい気もします。
でも本人確認にもならないし、よく考えると意味の無いハンコ文化。これからは、実印意外は無くなっていくのでしょうか。
世の中はどんどん変わって行ってしまいますね。