
確定申告書類を税務署に提出する方法は、税務署に持参する、e-Taxで送信する、郵送で送るの3つです。
確定申告時期の税務署はとても混雑し、駐車場までの道も渋滞します。確定申告で時間を費やさないように、郵送またはe-Taxを利用するのがお勧めです。
郵送なら手軽ですぐに出来るので、私は郵送で確定申告をしています。ここでは、青色確定申告を郵送で行う場合の、郵送方法について説明します。
青色確定申告を郵送で行う方法
必要なもの
青色確定申告書類は、管轄の税務署に郵送します。郵送に必要なものは以下です。
・確定申告書B(全2ページ)
・確定申告書Bの控え(全2ページ)
・所得税青色申告決算書(全4ページ)
・所得税青色申告決算書の控え(全4ページ)
・マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書のコピー
・身分証明書のコピー
・生命保険などの控除証明書
・振替納税の依頼書(振替納税を申請する場合のみ)
・角型2号(A4サイズ)の封筒1つ(郵送用)
・切手(簡易書留にするなら+320円分の切手)を貼った、長計3号の封筒1つ(返信用)
※郵便料金は25g以内なら84円、50g以内なら94円です。私は控え書類の重さを量ってみたところ、30gだったので94円切手を貼りました。
・郵送代(書類の重さによる。普通郵便なら120~140円程度、簡易書留なら+320円)
書類の控えと返信用封筒を忘れずに!
受領してもらえたことの証明になるよ。
税務署に書類を提出するときには、持参・郵送にかかわらず控え(コピーでも可)を一緒に提出します。
そうすると控えにも受領印を押して返送してくれるので、自宅に控えを保管することができます。
会社での手続きや、所得の証明として必要になる場合があるので、確定申告書の控えは必ず保管しておきましょう!
会計ソフトの「マネーフォワードクラウド確定申告」には、控え用を出力するボタンがあるよ。
振替納税にしたい場合
確定申告で所得税を申告したら、確定申告の期日(3月15日)までに所得税を支払う必要があります。
所得税の支払いにとても便利な方法が振替納税です。
一度手続きすれば、毎年自動的に指定した口座から所得税が引き落とされ、納税することができます。
振替納税の手続きをしたい場合は、振替納税の依頼書を作成して、確定申告書に同封します。
※振替納税の依頼書は、こちらのページからダウンロードできます。→【国税庁】振替納税手続
※所得税の納税法方法について詳しくは、こちらの記事をご参照下さい。↓

郵送先
確定申告書は、管轄の税務署に提出します。管轄の税務署は、国税庁のホームページで調べることができます。→【国税庁】税務署の所在地などを知りたい方
書類を封筒に入れる
以下の書類を封筒に入れます。
・確定申告書B(全2ページ)
・確定申告書Bの控え(全2ページ)
・所得税青色申告決算書(全4ページ)
・所得税青色申告決算書の控え(全4ページ)
・マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書のコピー
・身分証明書のコピー
・生命保険などの控除証明書
・振替納税の依頼書(振替納税を申請する場合のみ)
・切手(簡易書留にするなら+320円分の切手)を貼った、長計3号の封筒1つ(返信用)
※郵便料金は25g以内なら84円、50g以内なら94円です。私は控え書類の重さを量ってみたところ、30gだったので94円切手を貼りました。
返信用封筒について
返信用の封筒は、宛名に自分の住所氏名を書き、切手を貼ります。
※普通郵便での返信を希望する場合の郵便料金は、25g以内なら84円、50g以内なら94円です。
※簡易書留で返信してほしい場合は、+320円分の切手を貼っておくと簡易書留で送ってくれます。
郵送する
書類や封筒を同封しているので少し重くなっています。郵便局の窓口で料金を確認してから送ると安心です。(普通郵便で送る場合の料金は、120~140円になります。)
また、マイナンバーのコピーや身分証明書のコピーを同封しているので「大事な書類だから、そのまま送るのは心配!」という方は、簡易書留で送ると良いです。
簡易書留とは
引き受け時間(郵便局で送った時間)と配達時間(届いた時間)を記録してくれる郵便です。受け取りサインが必要なため、本人に届いたことを確認できます。配達途中で紛失などがあった場合、5万円までの実損額が賠償されます。
簡易書留の料金は、郵便料金に+320円が加算されます。(84円の封筒を送る場合、84+320=404円)
受領されるまでの期間
確定申告書を郵送で提出すると、2週間くらいで控えを返送してくれます。
控えに受領印が押してあることを確認したら、確定申告の手続きは完了!
確定申告の手続きは、意外とあっさりと簡単にできちゃいますよ!