新型コロナウィルス感染症の勢いが収まるどころか、ますます強くなっているこの頃。
ウィルスはオミクロン株に変わり弱毒化しているようですが、政府の対応に進歩はなく、相変わらずの自粛生活。経済への影響も長期化していますね。
2020年にはコロナウィルスの影響で収益減少した中小企業・個人事業主に対して「持続化給付金」が支払われました。
2022年の今年は「持続化給付金」の代わりに「事業復活支援金」が支払われます。新型コロナウィルスの影響で収益減少した中小企業・個人事業主の方は忘れずにチェックしましょう！
事業復活支援金とは
「事業復活支援金」とは、新型コロナウィルス感染症の影響を受けた事業の継続・回復を支援する国の制度です。
詳しくは、経済産業省の公式ページ(↓)に掲載されています。
※該当ページは現在、削除されています。
給付対象
新型コロナウィルス感染症の影響を受けた事業者で、2021年11月～2022年3月までのいずれかの月の売上高が、2018年11月～2021年3月までの任意の同じ月の売上高と比較して50%以上または30%以上50%未満減少した事業者が対象です。
給付額
中小企業には最大250万円、個人事業主には最大50万円給付されます。
給付額の計算方法
給付額の計算方法は、分かりづらいです。私は「どういう意味？」と経済産業省のページを何度か見直してしまいました。
まず前提として、以下が定義されています。
基準期間：2018年11月～2019年3月、2019年11月～2020年3月、2020年11月～2021年3月のいずれかの期間(5ヶ月間)
※対象月を判断するため、売上高の比較に用いた月（基準月）を含む期間であること
対象月:2021年11月～2022年3月のいずれかの月
※基準期間の同月と比較して売上が50% 以上又は 30 ％以上 50 ％未満減少した月であること
計算式は、以下です。
給付額 = (基準期間の売上高) ー (対象月の売上高 × 5)
つまり、基準期間の売上高合計(5ヶ月分)から、対象月の売上高を5倍して引いたものが、支払われる金額です。(上限あり)
申請期間
「事業復活支援金」の申請期間は、2022年1月31日～5月31日までです。
みんなは気付いてる？事業復活支援金
ところで「事業復活支援金」の存在に気付いている人は、どれくらいいるのでしょう？
私は全く気付いていませんでした。
夫がふと、
と聞いてきたので「なにそれ？」と思って調べてみて、その存在に気付きました。
2020年の「持続化給付金」の時にはニュースや新聞で大きく報道されていたので気付きましたが、「事業復活支援金」の報道は全く見かけません。
中小企業や個人事業主にとっては重大なニュースなので、政府はもっとちゃんと周知してほしいなあと思います。(私が気付かなかっただけかもしれませんが）
3月の売上高が確定してから申請しよう！
私は「オミクロン株になって弱毒化し、新型コロナウィルスは一気に終息するのかな」と思っていましたが、感染力が強すぎる上に政府が対応を変えないので、経済活動は停滞気味です。
私の場合は、昨年頑張ってやっと戻ってきた売上高が、オミクロン株の感染が拡大し始めた1月末頃からまた減少しています。
子供たちが通う小学校からは、毎日「今日は1年1組でコロナ陽性者が出たので学級閉鎖です」「今日は6年2組が学級閉鎖です」「今日は4年1組の担任がコロナ陽性で学級閉鎖です」と連絡が来ます。現在は5クラスが学級閉鎖しています。
感染力が強いウィルスなのに、1人でも陽性者が出たら学級閉鎖にする対応。これじゃあキリがありません。家庭によっては、親も仕事に行けなくなってしまいます。
オミクロン株に置き換わった新型コロナウィルスはインフルエンザ程度の脅威になったのか、それともまだまだ怖いウィルスなのか、ニュースを見ても私にはさっぱり分かりません。
新型コロナウィルス感染症が登場してから2年以上経ちますが、今後どうなっていくのか、政府の対応を含めて全く予想がつきませんよね。
「事業復活支援金」の対象月は2021年11月～2022年3月のいずれかの月です。先が読めない状況なので、申請するのは3月の売上高が確定するまで待ってからが良いと思います。
早く普通の世の中に戻って欲しいですね！
