
青色申告承認申請書を税務署に提出すると、税理士による無料記帳指導の申込書が送付されてきます。
申込書を返送すると、税務署から委託された民間の税理士さんが無料で記帳を手伝ってくれます!
初心者なら利用しよう!無料記帳指導

青色申告承認申請書を提出すると、税務署から無料記帳指導申込書が送付されてきます。
私の場合は、1月に青色申告承認申請書を提出し、4月に無料記帳指導申込書が送られてきました。実際の指導は7月頃から始まります。
指導方法には「会計ソフト方式」と「個別指導方式」とがあります。
無料で税理士さんに相談できる、めったにない機会です。私も利用しましたが、税理士さんが確定申告書の作成まで手伝ってくれて、とても助かりましたよ!
会計ソフト方式と個別指導方式
会計ソフト方式とは
会計ソフト方式とは、指定された会場に出向き、会計ソフトを用いて記帳方法を学ぶものです。
指導するのは、税務署から委託された民間の指導機関です。
会場に設置されたパソコンと無料の会計ソフト(弥生会計ソフトの体験版など)を使用した、授業形式での指導です。
会計ソフト方式での無料記帳指導は、会場・日時が指定されています。私のように、小さな子供がいて時間が自由にならない方や、仕事をしていて日時指定に合わせられないという方には向きません。
受講回数は年5回、一回の受講時間は2~5時間です。
個別指導方式とは
個別指導方式とは、自宅または事務所に税理士が訪問し、記帳方法を指導してくれるものです。
指導するのは、税務署から委託された民間の税理士です。
自分が使っている会計ソフトや、帳簿のつけ方に応じて個別指導してくれます。
分からないことを質問していく形の、完全個人指導です。
個別指導方式での無料記帳指導は、税理士と相談して日時を決めることができ、とても便利です。
「この日は参観日だから、別の日にして下さい」と言ってもOK!自宅に来てくれるので、外出する時間がない方にも便利です。
指導回数は年5回、1回の指導時間は2~5時間です。
指導時間は、個人のレベルに合わせて調節してくれます。
会計ソフト方式の場合は、定められた時間の授業を受講しなくてはなりません。しかし、個別指導方式の場合は、教わりたいことがなければ早めに終わることもあります。税理士さんの話によると「理解が遅くて一日付きっきりで指導してしまった・・」ということもあるそうです。
個別指導方式がお勧め!
私は、個別指導方式での無料記帳指導を受けました。7月から始まり、1ヶ月に1度の指導でした。
日程を細かく調整することができ、とても便利でした。毎回の指導では、私が使っている会計ソフト(マネーフォワードクラウド確定申告)の画面を見て帳簿をチェックし、私の疑問に色々と答えてくれました。そして最終日には、一緒に確定申告書を作成して「後は送るだけ!」のところまで確認してくれました!
税理士さんが一人一人に合わせて臨機応変に対応してくれるので、私は個別指導法式をお勧めします!
女性の個人事業主さんなら、いくら税理士でも男性を家に上げるのはちょっと嫌ですよね。
でも大丈夫!私もちゃんと、女性税理士さんが担当してくれましたよ。
※私の記帳指導体験について、以下の記事にまとめました!参考にしてみて下さいね。↓

※私が使っている会計ソフトはこちらです。↓
無料記帳指導の準備
自分で記帳してみて、分からないことをまとめて聞くようにしてね。
無料で教えに来てくれるとは言っても、こちらから質問しないと税理士さんも何を教えたら良いのか分かりません。
まずは自分で少し勉強して帳簿付けをし、分からないところを聞くと良いと思います。
貴重な5回の無料指導。十分に活用できるように準備しましょう!